「才能開花」がノパルで登場し早6年。この秋、特別版オートロードがスタートします。「才能開花」を愛用する会員を交え、開発担当の高橋正俊代表にお話を伺いました。
◎天才脳から才能開花へ
高橋●ノパル「才能開花」は、2019年7月に発売されてから6年が経過しており、今回、最新版に改良強化したものを「才能開花SP」として、期間限定のオートロードでご提供させていただくことになりました。
「才能開花」は、生まれながらに持っている才能を、とりあえず全部広げてみるように働きかけるエネルギーです。そうすることで、もしかしたら今の才能がもっと開くかもしれないし、眠っていた才能が開いてもっと違うことができるかもしれない…というわけです。
「才能開花」のきっかけは、「天才脳」の研究でした。少し振り返ってみましょう。本当かどうかわかりませんが、アップル社やグーグル社といった世界的な大企業は、奇人変人を積極的に採用し、常識人にはできない発想、発明を後押ししているという話を聞いたことがあります。
日本では、思いやりの心が美徳とされ、他人と足並みを揃えていくことが、大人としての振るまいと見なされますので、団体行動を乱す者は敬遠され、新しい発想が生まれにくい環境にあります。しかし、否応なしにグローバル化されていく日本企業においては、もっと奇人変人の活躍の場を広げないことには、企業そのものの存続が成り立たなくなる可能性も出てきそうです。
そこで、TDEの可能性の一つとして、天才を生み出せないものか、と考えていたのが「天才脳」のエネルギー開発です。遊びの天才、ギャンブルの天才、詐欺の天才から料理の天才、スポーツの天才、ビジネスの天才、科学の天才、発明の天才、芸術の天才…いろいろな天才がいます。それまで存在しなかった、あるいは、それまで知られていなかった新しい視点で考え、新しい物や新しい方法を創り出せる人。それまでの一般的な限界を超えた能力やひらめきを発揮できる人などが、天才の範疇に入りそうな気がします。レオナルド・ダ・ヴインチ、モーツァルト、ニコラ・テスラ、ピカソなどは有名ですが、世に知られていない身近な天才は無数に存在していると思います。
開発のために、中野駅近辺にできた大きなオフィスビルや大学に出入りする人々を観察することがあったのですが、そこで「天才脳」の前に、もともと持っている才能が開いていない状態、宝の持ち腐れ状態の人が多いことに気づきました。いろいろな才能をマルチに発揮している人は多いものの、そういった人々にしても、眠ったままの才能がまだ残っていることに、自分自身が気づいていないように感じました。
実際のところは、どんな人でも生まれつき才能豊かであり、素晴らしい天才です。自らが自らの才能に気づいて、そこに意識や興味を集中してあげれば勝手に開いていくので、他人がとやかく言うものでもない。圧倒的に余計なお世話なのですが、ちょっともったいない気がします。
自分らしく生きるための才能であったり、家庭生活を送る上での才能、社会生活を送る上での才能、ビジネスで発揮する才能、芸術的な才能、駆け引きの才能、優しさの才能、スポーツの才能…、それら以外にも、本人独自の多くの才能があります。誰でも数多くの優れた才能があり、それらを自然に発揮している人もいるし、ある程度発揮できている人、少ししか発揮できていない人もいます。
赤ん坊の頃から褒められてのびのび育った子どもは、そのもてる才能が十分に開いていることが多いのですが、ほとんどの子どもは親などからの教育やしつけ、常識という強力な制限、締め付けを受けて、他人から押しつけられた才能の枠組みの中で成長してしまい、せっかくの才能を眠らせたままとなりがちです。より大きな範囲で見ると、その時代の空気感とか、人類の集合的無意識などからの才能の締め付けも無視できません。さらにDNAの中に組み込まれている生まれ持った才能を生かしきれていない理由の一つに“才能のスイッチが入っていない”という現象もあります。
さまざまな試行錯誤を続けていく中で、他人から押しつけられた才能の枠、自分で受け入れてしまった才能の枠は、【枠の概念】を消していく方法を応用することで薄くできることがわかりました。さらに深い部分にある、枠以外の邪魔物がいっぱいあるのですが、それらは尾骨5番のエネルギー密度を濃くすることで対応します。
さらに、DNAの中に組み込まれている才能のスイッチを入れるために仙骨5番のチャクラを開きますが、後頭骨のチャクラも同時に開くことで、なにかがシンクロし、スイッチが入りやすくなります。
才能が開けば、その才能を生かせる流れが生じやすくなり、さらに中脳の特性を利用し、プラチナなどのエネルギーを組み合わせて働かせることで、活動の場をエネルギー的に広げます。
◎ブラッシュアップのポイント
高橋●「才能開花SP」では、眠っている才能をさらに開くために、新たに大脳のミトコンドリアと、腸全体のミトコンドリアに、「リボーン※1」と「TDE超周天※2」を働かせると共に、尾骨9番に109Hzの音のエネルギーを働かせます。
※1 リボーン◎対象部位の生命力、機能などを回復させ、バランスの取れた状態まで再生させることを目的とした技術。
※2 TDE超周天◎気功法の小周天、大周天をTDE流にアレンジし、気の流れ、血液の流れ、リンパ液の流れ、脳脊髄液の流れを促進するように働きかける技術。
また「才能開花SP」をさらに強力に働かせるために、大脳とわし座の69番星をつなぐエネルギーラインに、「リボーン」と「TDE超周天」を働かせます。
「才能開花SP」によって才能が開いていくと、その人自身が自分のもっている才能に気づきやすくなり、才能開花の上昇スパイラルに乗りやすくなります。エネルギー的サポートによって、今眠っている才能、開ききっていない才能などの多くの才能が開花し、それにつれて視野が広がり、活動の場が広がり、意識が広がり、結果として今のままの才能の自分を超えた領域、違う世界に到達できればありがたいと考えています。
才能を開花させることに年齢は関係ありません。人生を今まで以上に充実させるためにお使いいただければ幸いです。
――●リボーン、超周天が加わる他、音のアプローチは久し振りの登場になりますね。
高橋●そうですね。講習会の実習などで音を取り入れたことがありました。ただ、働きが継続しづらかったので、もうちょっと範囲を狭めてアプローチしたところ、109Hzで安定するのがわかったので、取り入れました。YouTubeなどで、ぜひ聴いてみてください。音はなかなか面白くて、ヒトの可聴域は20~20000Hzとされています。高齢になると、高い周波数は聞こえなくなります。聞こえないけれども、なんとなく体感があるんです。オンにしたりオフにしたりすると微妙な違いがわかる。そんな感じでいろいろやって調べていくと、109Hzの音を聞かせるといいようだ。それを尾骨9番に聞かせると(109Hzのエネルギーを尾骨9番に働かせると)、才能が活性化してくるんですよ。
これは自分でも実験できます。まず「自分の才能」を取ってきて、今の状態を確かめる。次に「活性化していない才能」を出してみると、そっちのほうがいっぱい出てきます。活性化している、才能として認識、発揮しているものは少ないというのが現状です。自分の尾骨9番のエネルギー体を出して、そこに「109Hzの音」と思って入れ込んでいきます。もう一度「自分の才能」を引っ張り出すと、どうです? 結構大きくなったでしょう? 眠っている「活性化していない才能」を出してみると結構減るんですよ。
――●才能を開くために音を使うことを見つけるきっかけはあったんですか?
高橋●せっかくオートロードでご提供するので、スペシャルなものにするためにすこし華を添えたくて、いろいろと探っていきました。そうやって一から探っていくなかで、ミトコンドリアや音のアプローチが出てきたというわけです。
◎持っている才能全体に
――●「才能開花」の登場後、「スッキリ脳・プラス」に「記憶の才能」「注意力の才能」「判断力の才能」など、「才能開花」が分化したものが入ったことがありました。そういったことを経て、今回の「才能開花SP」という流れになりますか?
高橋●その流れを経ていますね。直近では「全脳クリアセミナー」もそうです。「才能開花」を細分化して、パーツにした部分を取り出して、エネルギー化したという感じでした。
――●それに対して「才能開花SP」は、才能も全体的、網羅的に伸ばしてくれるオートロードになるわけですね。
高橋●そうです。“この才能に”ということではなく、その人の持ってる才能全体を開くように働きかけていきます。
A●才能を持っているのに、閉じたままで宝の持ち腐れになっている人が少なくないということですか?
高橋●たくさんいらっしゃいます。日々の暮らしや仕事に追われて、余裕がなくなっちゃうんですよね。本を読みたくたって本を読む時間もない。スマホからは大量の情報が得られますが、深掘りしないから自分の中で消化していく時間がない。得た情報がそのまま流れていくので身にならないわけです。
A●才能というものは、生まれた時にはたくさん持っているということですか?
高橋●生まれた時には現在よりたくさん持っているし、生まれる前から持っています。私が基準としているのは5カ月胎児の時。今のところ私の調べた範囲では、いちばん可能性や才能を持っています。そこからお母さんのお腹の中で大きくなるにつれ、お母さんの期待だったり、じいちゃんばあちゃんの期待だったり、周りの期待や希望、いろいろな常識が流れ込んでくるわけです。すると、どんどん自分で閉じていってしまう。エネルギーで観ると、生まれた時の才能は、もともと持っていた5カ月胎児時点での才能の1/10ぐらいになっちゃっているんです。
――●周りから期待されるということは、そんなに才能に影響があるものなんですね。
高橋●期待というのは押しつけですから、本人にとっては迷惑なんです。のびのびやりたいのに「いい子にしなさい」「お勉強頑張って」「お金持ちと結婚しなさい」みたいに言われることで、どんどん抑え込まれていってしまうんです。
――●「才能開花SP」は網羅的に才能に働きかけるということは、オートロードを受けた後、それがどう出るかは、その人の持っている才能次第という感じですか?
高橋●その人の興味の向き方次第になると思います。「自分にはこういう才能があったんだ」と気がつけばどんどん伸びていくし、「こんなのつまらない」と、意識を向けなければそのままです。
A●観察しがいがあるエネルギーですね。私は普段「才能開花」のノパルを飲む時、「これから仕事をするから、私の仕事の才能を開いてちょうだい」と設定することがよくあります。「才能開花SP」のオートロードを受けた後も同じように使っていいですか?
高橋●ぜひ使ってみてください。一応全ての才能は、スイッチがオンになった状態にするようにエネルギーで働きかけますから、そこをどんどん使っていればどんどん開いていくし、興味がなく意識しなければ閉じていきます。
A●私は、いい気になると伸びるタイプです。なので「才能開花SP」を使うときも、いい気になっているといいなどは、ありますか?
高橋●ありますよ。Aさんに限らず、いい気になるというのは、自分で抑えないということですから。大きく影響するのは、自分が抑えるのか、伸ばすかなんですよ。人からなにを言われようが、自分に伸ばす気があれば人の言うことなんて聞きません。実は、天才はみんなそうなんですよね。
A●「才能開花SP」は子どもへのオートロードもいいかもしれませんね。
高橋●いいと思います。ただ、子どもの場合は、学校教育が抑え込む教育ですから、そういう意味では、ある程度抑え込みが終わった段階で「才能開花SP」のオートロードをしたほうがいい、という考えもできます。
A●抑え込まれているものを、解放するような働きがあるということですか?
高橋●そうですね。ただ、強力に抑え込まれちゃうと、解放するのがなかなか難しかったりします。抑え込まれるというのは、自分で受け入れてしまうということですから、自分で自分を抑えることになってしまいます。すると「ああ、こういうものだ」「人に迷惑をかけちゃいけない」「空気を読まなくちゃ」なんて、自分から思ってしまう。どんどんそれを受け入れて、自分で抑え込んで、いい子になっちゃうんです。
A●言われてみると、学校で、人と足並みを揃えなくちゃいけない不安感みたいなものをぼんやり覚えています。
高橋●とくに日本は島国で、そういう傾向にありますよね。まあ、抑える側は楽なんですよ。
――●親御さんがお子さんに「才能開花SP」のオートロードを受けさせたとして、その後の子どもへの接し方のコツなどありますか?
高橋●好き勝手にやらせるのがいちばん。子どもが興味を示したら、やらせてどんどん褒めてあげる。できないところは目をつぶる。数学は赤点でもいい。友達と仲良くできなくてもいい。それで「これが好きだ」と言ったらそれをニコニコ見ていてあげれば、のびのびいけるじゃないですか。
A●親も「才能開花SP」のオートロードを受けちゃえばいいかも?
高橋●親子セットで受けるといいですよ。ついでにおじいちゃん、おばあちゃんも(笑)。
良い子に育てようと思うとダメなんですよね。やはり良い子っていうのは、のびのびできないものじゃないですか。
A●「才能開花SP」は「解放」と合わせると、パーッと開けやすいかもしれませんね。
高橋●「解放」とは相性がいいかもしれません。大人の場合「そうは言っても」ということがいっぱいありますから。
A●「本流」のエネルギーとも合いそうですね。
高橋●その組合せももちろんすごく合うと思います。
◎気持ちが動いたらまずは行動
高橋●いちばん良い使い方は、あれこれ考えないことです。ヘタに限定してしまうと、エネルギーの働きが削がれてしまうこともある。意識すると、絞り込まれてしまって、自分の知らないところで開いている才能がなおざりになるとも考えられます。できるだけ制限しないほうがいいと思います。
――●オートロード後にやるといいことはありますか?
高橋●とにかくちょっと足を踏み出してみることを心がけていただくといいかな、と思います。自分の好きなもの、嫌いでも興味の向いたもの、好奇心が湧いてきたものを追いかけていくと、どんどん才能が開いていくと思います。
――●なにがどう転がっていくのか、楽しんでいくのがよさそうですね。
高橋●そう考えると、「セレンディピティ」も、一緒に働かせると面白いエネルギーかもしれません。
A●すごく面白そうです。大きな才能というものだけでなく、日常の中の小さな才能というか、人の話を聞くのが実はとても上手だということに気づき、気づいたらもっと伸びて…みたいなこともあるかもしれませんよね。
高橋●もちろん。自分の変化に、自分で気づくのはなかなか難しかったりしますが、自分で気がつかなくても、周りが変化に気がついて教えてくれるということもあると思います。「あなたが聞いてくれると話しやすい」「この頃プレゼンの能力が上がったね」「最近、叱り方が上手くなったね」みたいに。
A●「才能開花SP」で、興味のある情報がたくさん入ってきそうな気がします。それに気がつくかどうかによって、自分の才能の方向性がわかるかもしれないし、そうするとアンテナの広げ方も変わってくるのかもしれません。
――●面白そうですね。そういった楽しみたい人がオートロードを受けるとよさそうです。
高橋●夢があるでしょう(笑)。
A●自分ごとで言うと、親の介護が続いていまして、一般的には介護ってネガティブなイメージがあると思うのですが、ノパル「才能開花」を飲んで、介護が自分には向いているように思えてきて、現在も楽しくし続けられているということがあります。次々に好奇心が湧いてきて、興味に変わり、決してイヤじゃないというか。
高橋●それはいい才能ですね。
――●TDEもどれだけ面白がれるかで、全然違ってきますよね。ベテラン会員さんたちを見ると、すごく面白がっているんだろうなというのがよくわかります。ところで「才能開花SP」はこういう人に試してほしいというのはありますか?
高橋●若いうちに受けたほうがコスパとしてはいいと思いますが、「才能開花SP」は高齢者にもおすすめなんです。才能はたくさん持っていらっしゃるのに、ほとんど使えていない人が多い。仕事してきた人とかはそこの部分は開いているけれど、他の才能は全然使っていないという人がほとんどで、「才能開花SP」を使ってみたら面白いんじゃないかと思っています。感性も開くように働きかけていますから、「こんなに澄んだ空気があるんだ!」「お花の魅力は奥深い」なんて気づくかもしれません。たとえば盆栽にしても、興味のない人には、値段ぐらいしか興味がないかもしれないけれど、その美しさに気がつくのも一種の感性、才能ですからね。
――●人生のどのタイミングで受けても、「才能開花SP」は面白いことになりそうですね。
高橋●そう。その時のタイミング。「受けたい」と思った時にオートロードを受ければ、年齢や状況に関係なしになにかを見つけていただけるんじゃないかと思います。